· FabLab Westharima Team · DIY · 3 min read
レーザーDIY: 壁掛け時計を作ってみた | Fusion360でデザインから加工まで
レーザーカッターでオリジナル壁掛け時計を製作。Fusion360でのデータ作成、MDFとアクリルの加工、組み立てまでの全工程と、2年使用後の振り返りをシェアします。
2019年 レーザー加工で初めてモノ作り(壁掛け時計)に挑戦しました。作り方・材料・気づいた点・反省などを備忘録としてまとめてみました。
【作成1日目】

- 加工データをFusion360で作成(アイデアの希望は私。データ作成:シカマルに依頼)
- 時計盤:MDFボードをレーザーで切断(時計盤の直径:38cm)
- 文字盤:レーザー彫刻
- 時計針:アクリル板(スモーク透明)をレーザーで切断
- 組み立て:1〜3のパーツと『セリアの手作り時計キットのムーブメント』を組み立て(※セリアの手作り時計キットの時計針は自作時計盤のサイズに合わないため使用せず。)
以上で完成!と一時は思った。しかし1〜2日、自宅で時計を見ていると時針と分針の進み具合がどうもおかしい。確認と変更が必要そうだ。推測だが、針が重くムーブメントに負荷がかかっているのかもしれないと思い、変更することになった。
【作成2日目】

- 時計の針:軽いものに変更
以降、時計の針が時間通りに進むのを確認!
約2年経った現在も自宅で壁掛け時計として活躍してます。
材料
- MDFボード(厚さ4mm)×1
- アクリル板(スモーク、厚さ1mm)×1
- 手作り時計キット×1
- アルカリ乾電池 単3形 ×1

手作り時計キット セリアで購入
機材
※この記事は2019年に作成されたものです。現在FabLabで使用している機材とは異なる場合があります。
- FABOOL Laser CO2(CO2レーザー加工機)
現在使用可能な機材については機材一覧をご確認ください。
気づきと反省
- 壁掛け時計で直径38cmは大きすぎと思った(※部屋サイズにもよる)
- セリアのキットの針のサイズはかなり小さい(置き時計向け?)
- 加工データを作る技量が私にはその時なく、シカマルが使用したFusion360のソフトは初見難しそうだった
MDFボードとは
Medium Density Fiberboard(ミディアム・デンシディ・ファイバーボード)の略で、日本語では、中質繊維板と訳され、木材の原料チップを蒸煮・解繊したものに合成樹脂を加えて成形した板



